退去通知が届いた築古物件
長年入居してくれていた方から、退去の連絡が入りました。
築年数がそれなりに経っている物件で、外観や設備も時代を感じるレベル。
これを機に、
- もう一度貸すか
- 思い切って売るか
という選択を迫られました。
賃貸か売却か?自分の中で整理した基準
賃貸として継続するには、長期入居が見込める、条件の良い借主が必須。
一方、築古であるがゆえに**キャピタルゲインも限界があるのでは?**という懸念も。
そこで自分なりにこう整理しました。
賃貸継続 | 売却 |
---|---|
修繕費・管理の手間あり | 一度でキャッシュ化できる |
家賃収入の継続 | 将来の空室・老朽化リスク |
条件の良い入居者がいれば続行も可 | 利回りが落ちる前に出口を選ぶのも戦略 |
両方の道を同時に進めた
迷った結果、賃貸と売却の両方を並行して動かすことにしました。
【賃貸募集】
賃貸の問合せは複数ありました:
- 数ヶ月だけの短期入居希望
- ペット飼育希望
- 社宅として賃貸希望
内見まで進んだものの、いずれも条件が折り合わず契約には至らず。
【売却活動】
一方、売却は1,200万円からスタート。しかし反応は鈍く、1,100万円に値下げ。
しばらくしてある購入希望者から「900万円なら買いたい」という打診。
その後交渉を進め、最終的に1,000万円で売却することに決定しました。
決断の理由と学び
このタイミングで売却を選んだ理由は明確でした。
- 築古による今後のリスク(修繕・空室)
- 長期的な保有より、流動性ある資産に切り替えるほうがFIRE的
- 値下げはあったものの、キャッシュフロー+実質利回りを考えるとプラス
今回の教訓
一番の学びは:
💡 「迷ったときは両方やる」戦略が最もリスクが少ない
入居者が決まれば保有続行、
売却希望が出れば即対応。
選択肢を持ち続けること自体が、戦略になると実感しました。
まとめ
築古物件の退去は「管理コストの始まり」か「売却の好機」かを見極めるチャンス。
今回は「保有を続けるための条件が揃わなかった」ため、合理的に売却という出口を選択。
次回キャピタルゲインについて投稿します。
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